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横浜市、ユーグレナと連携、バイオ燃料の市内普及を促進へ。路線バス等への供給、市内の飲食店等からの廃食油回収でバイオ燃料リサイクルも(RIEF)

2019-07-30 12:54:13

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 横浜市と、ユーグレナ(東京)は、バイオ燃料を地産地消型で普及することで合意、市内企業へのバイオ燃料供給体制の整備や、市内の飲食店から出る廃食油のバイオ燃料化などを進める。横浜市は「SDGs未来都市」に選定されており、ユーグレナとの連携を通じて、環境・経済・社会的課題の統合的解決を図る横浜型「大都市モデル」を創出する、としている。

 

 ユーグレナは2015年から横浜市鶴見区でバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラントを建設しており、今年からバイオ燃料を出荷する予定。横浜市とはこれまでも、連携しており、同社の生産体制が整ったことから、中間支援組織の「ヨコハマSDGsデザインセンター」の協力も得て、バイオ燃料普及の活動を展開することになった。

 

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 両者の連携による対象事業は、①横浜市内の企業等によるバイオ燃料使用②市内の飲食店等から出る廃食油のバイオ燃料原料として利用の促進③「SDGs未来都市・横浜」の取り組み推進ーーの3分野。

 

 このうち①ではユーグレナが出荷するバイオ燃料を、川崎鶴見臨港バスの路線バスや、清水建設の建設工事現場用の重機、横浜市内を走る配送用トラックや大型トラック等へのバイオ燃料供給などを進め、バイオ燃料の企業利用を促進する。

https://www.euglena.jp/news/20190723-3/