HOME6. 外国金融機関 |グリーン&ソーシャルボンド原則(GSBP)、「サステナビリティ・リンク・ボンド原則(SLBP)」公表。企業によるKPIの選択とその目標測定(SPT)の妥当性が評価軸に(RIEF) |
SLBP002キャプチャ

 

 国際資本市場協会(ICMA)が管理するグリーン&ソーシャルボンド原則(GSBP)は9日、第6回年次総会をオンラインで開催、新たにサステナビリティ・リンク・ボンド原則(SLBP)を公表した。サステナビリティ・リンク・ボンド(SLB)は企業等の発行体が自ら設定するサステナビリティあるいはESG目的を主要業績指標(KPIs)として、その成果の改善を公約して発行するボンド。昨年来、日本を含むグローバル市場で急成長している。ただ、これまで明確な基準がなかった。

 

 GDBPの発表によると、SLBPはこれまでのグリーンボンド等と同様に市場での自主的基準だが、異なる点は、発行したボンドで調達した資金を、特定のプロジェクトに充当する「Use of Proceeds」方式ではなく、発行体企業の一般的な資金……

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