欧州投資銀行(EIB)は2030年までにグリーン投資に1兆ユーロ(約124兆円)を投じる「気候銀行ロードマップ(Climate bank Roadmap)をまとめた。2025年までに投融資額の半分を気候行動とグリーン活動に集中的に配分するほか、化石燃料向けと空港拡張向けの投融資は22年末にすべて停止する。またすべての金融行動をパリ協定に連動させる。いずれも、EIB自体を「気候銀行」に切り替える試みだ。日本も日本政策投資銀行等をグリーンバンクに切り替えてはどうか。
EIBがまとめたのは、2021年から25年までの5カ年間のロードマップ。同計画は、欧州グリーンディール(EGD)、EUが2050年に目指すカーボンニュートラル、さらにパリ協定、国連の持続可能な開発目標(SDGs)等に資す……
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