企業の気候変動対策実施を求める環境アクティビストグループが、保険会社に照準を合わせ始めた。石炭鉱山など化石燃料産業の保険引き受けを止めるよう求める動きだ。オーストラリア最大の保険会社QBEが地元のNGOから“攻撃”を受けている。
今月2日早朝、株主総会を控えたシドニーのQBEグループの本店ビルに、環境アクティビスト団体として知られるMarket Forecesの活動家たちが集まった。彼らは、店舗が開く前に、同社のスローガンをもじった“偽ポスター”を各所に張り付けて回った。
ポスターに描かれたスローガンは、「Made possible by QBE」。同グループが2012年の年次報告で、「わが社は石炭等の資源産業の主要な保険会社である」ことをアピールするた……
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