ドイツ銀行と独インデックス会社のSolactiveは、ESG運用において、投資対象企業の選定に機械学習とアルゴリズム技術を導入した「Solactive Sustainability Index Europe」を開発した。ESG評価には各ファンド、指標等によって選別手法が異なり、評価の妥当性に課題が指摘されるケースがある。Solactiveの新指標は、より客観性を高めることができるという。

 

　新指標は、人権や労働条件、環境、腐敗対策などのESG対応を定めた国連のグローバルコンパクト（GC）に基づく企業情報を元に、ESG評価会社のArabesqueが開発したS-Ray®と呼ぶデータ・プラットフォームを評価の基本とする。GCのデータから、機械学習による数理計算とアルゴリズムの計算方法を使って……

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