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太陽光の機運が盛り上がる中国の新疆ウイグル自治区(AFP)
2012-07-24 17:58:12
【7月24日 RenewableEnergyWorld.com】中国・新疆ウイグル自治区（Xinjiang Uighur Autonomous Region）ボルタラ・モンゴル自治州（Bortala Mongol Autonomous Prefecture）の博楽（ボルタラ、Bole）市当局は最近、湖北（Hubei）省のJCSソーラー（JCS Solar）との間で、賽里木湖（サイラム湖、Sayram Lake）そばに太陽光発電施設を建設するプロジェクトの契約を結んだ。事業規模は60億元（約730億円）。
1300万平方メートルの施設を建設する同プロジェクトは完成まで3年かかる見通し。プロジェクト第1期では、2012年10月末までに発電容量3万キロワットの送電開始を予定している。
ボルタラ・モンゴル自治州招商局（Investment Invitation Bureau）のWang Xinchun氏は、同州で初めての太陽光発電プロジェクトだと述べ、同州を太陽光発電施設の拠点とする上でも、エネルギー源の多様化と発電部門を高度化する上でも幸先の良いスタートとなると語った。
現在のボルタラ・モンゴル自治州の太陽光発電は1450～1470キロワット時ほど。年間を通じて日照が比較的安定している同地域は太陽光発電に適している。ボルタラ市当局は2年ほど前から、中国電力投資（China Power Investment Corporation）や中国大唐集団新能源（China Datang Corporation Renewable Power）、山東力諾（Shandong Linuo）、保定天威保変電気（Baoding Tianwei Baobian Electric）など、国有企業と民間企業の約10社との間で太陽光プロジェクトの交渉を進めてきた。
大唐新疆発電（Datang Xinjiang Power Generation）は今年5月、ハミ（Hami）地区の第1期太陽光発電プロジェクトとバインゴリン・モンゴル自治州（Bayingolin Mongol Autonomous Prefecture、巴州）博湖（Bohu）県での第1期太陽光発電プロジェクトの契約を新疆ウイグル自治区の発展改革委員会との間で締結した。設備容量はいずれも2万キロワット。投資額はハミのプロジェクト第1期が2億6700万元（約33億円）、巴州の第1期プロジェクトが2億5100万元（約31億円）だ。
また、浙江（Zhejiang）省の横店集団（Hengdian Group）傘下の横店東磁（DMEGC Magnetic）も、日照量が豊富で輸送の便も良い温宿（Wensu）県に工業リサイクル団地の建設を準備している。330万平方メートルの同プロジェクトは、5万トンのポリシリコン製品を生産するとともに設備容量180万キロワットの自家発電所を建設し、その後の太陽光発電の拡大につなげる計画だ。
さらに自治区当局は、200万平方メートル、6万キロワットの太陽光発電施設を3期に分けて建設するプロジェクト契約を新疆嘉盛陽光風電科技（Xinjiang Garson Sun Wind & Electricity Science & Technology）と結んだ。この他にも新疆ウイグル自治区では多数の太陽光発電プロジェクトが進行している。
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2891326/9287791
1300万平方メートルの施設を建設する同プロジェクトは完成まで3年かかる見通し。プロジェクト第1期では、2012年10月末までに発電容量3万キロワットの送電開始を予定している。
ボルタラ・モンゴル自治州招商局（Investment Invitation Bureau）のWang Xinchun氏は、同州で初めての太陽光発電プロジェクトだと述べ、同州を太陽光発電施設の拠点とする上でも、エネルギー源の多様化と発電部門を高度化する上でも幸先の良いスタートとなると語った。
現在のボルタラ・モンゴル自治州の太陽光発電は1450～1470キロワット時ほど。年間を通じて日照が比較的安定している同地域は太陽光発電に適している。ボルタラ市当局は2年ほど前から、中国電力投資（China Power Investment Corporation）や中国大唐集団新能源（China Datang Corporation Renewable Power）、山東力諾（Shandong Linuo）、保定天威保変電気（Baoding Tianwei Baobian Electric）など、国有企業と民間企業の約10社との間で太陽光プロジェクトの交渉を進めてきた。
大唐新疆発電（Datang Xinjiang Power Generation）は今年5月、ハミ（Hami）地区の第1期太陽光発電プロジェクトとバインゴリン・モンゴル自治州（Bayingolin Mongol Autonomous Prefecture、巴州）博湖（Bohu）県での第1期太陽光発電プロジェクトの契約を新疆ウイグル自治区の発展改革委員会との間で締結した。設備容量はいずれも2万キロワット。投資額はハミのプロジェクト第1期が2億6700万元（約33億円）、巴州の第1期プロジェクトが2億5100万元（約31億円）だ。
また、浙江（Zhejiang）省の横店集団（Hengdian Group）傘下の横店東磁（DMEGC Magnetic）も、日照量が豊富で輸送の便も良い温宿（Wensu）県に工業リサイクル団地の建設を準備している。330万平方メートルの同プロジェクトは、5万トンのポリシリコン製品を生産するとともに設備容量180万キロワットの自家発電所を建設し、その後の太陽光発電の拡大につなげる計画だ。
さらに自治区当局は、200万平方メートル、6万キロワットの太陽光発電施設を3期に分けて建設するプロジェクト契約を新疆嘉盛陽光風電科技（Xinjiang Garson Sun Wind & Electricity Science & Technology）と結んだ。この他にも新疆ウイグル自治区では多数の太陽光発電プロジェクトが進行している。
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2891326/9287791
Research Institute for Environmental Finance