HOME11.CSR |欧州での新車、試験と路上走行でCO2排出量に平均40%の格差。メルセデスは最大で50%、2015年の目標達成はトヨタだけ。欧州自動車環境団体の検証(RIEF) |
T&E1キャプチャ

 、欧州で販売されている自動車が路上走行中に排出する二酸化炭素(CO2)と、試験場でのテスト時のギャップが年々拡大し、2014年は平均約40%も路上走行中の排出量が上回っていることが調査で明らかになった。

 欧州の自動車環境団体Transport & Environment(T&E)が28日、調査結果を公表した。それによると、実際の走行と試験での排出量データのギャップは、2002年にはわずか5%ポイントに過ぎなかった。ところが、2010年には15ポイント増え、2014年には24ポイント増加した。この結果、実際の走行とのギャップは、2001年の8%から、2012年に31%、2014年に40%と、年々増加してきたという。

 

 2012年以降は、対象となる新車からの平均CO2排出量は削減されるどころか、わずかだ……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン