このほど開いたEUの環境相会議は、EUとして公約しているパリ協定でのCO2削減貢献(NDC)目標を来年の見直し時に引き上げることで合意した。年内までに、EU理事会が2050年のカーボンニュートラル目標で一致する作業を進めることと、現行の2030年40%削減(1990年比)目標の引き上げを決めた。ただ、2030年目標の新規削減率の明示は先送りされた。
(写真は、EU環境相会議後に会見する欧州委員会の気候担当委員のMiguel Arias Cañete氏㊧と議長国フィンランドの環境相、Krista Mikkonen氏㊨ )
環境相会議の合意は、英国を含むEU全28カ国による。2030年目標の新規引き上げ率の……
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