HOME9.中国&アジア |中国からのPM2.5大気汚染 九州で基準超え相次ぐ(各紙) |

中国からのPM2.5大気汚染 九州で基準超え相次ぐ(各紙)

2013-02-09 23:34:42

有害微小物質で8600人死亡、中国4都市で=調査
有害微小物質で8600人死亡、中国4都市で=調査各紙の報道によると、中国からの越境大気汚染の影響が懸念される九州地方では、今年に入ってから、微小粒子状物質PM2.5の大気中濃度が国の環境基準(1日平均1㎥当たり35μ:マイクログラム以下)を超える日が続いている。環境省は「直ちに健康被害に結びつく値ではない」としながらも、PMの健康影響についての疫学的な研究はまだ十分されておらず、未解明な点が多い、ことも認めている。

九州大学などの予報によると、今月11日は九州南部から東海にかけて、15日は九州南部から東北北部まで、飛来する量が「やや多い」状態となりそうだ。

中国から黄砂が多く飛来する3〜4月には、PM2.5が黄砂の粒子に付着して運ばれるため、これまで目立った影響が出ていない近畿より東の地域でも、基準超の日が増える可能性がある。マスクは手放せない。