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下請け被ばく隠し:東電、線量管理は業者任せ…発覚遅れる(毎日)
2012-07-23 09:11:00
東京電力が発注した福島第1原発事故の収束作業の下請けに入った福島県の建設会社「ビルドアップ」役員が警報付きポケット線量計(APD)に鉛カバーをして被ばく隠しをするよう作業員に指示した問題で、作業員はAPDのほかに蓄積線量を調べる特殊バッジも着けていた。二つの測定値の照合チェックは東電でなく受注業者がしているため発覚しなかったとみられる。
ビ社によると、指示した役員は「現場で線量計の音に驚き、被ばく低減措置をしようと思った。現場で1度使用し人数は9人」などと話しているという。
東電によると、労働安全衛生法に基づく規則は、いずれか一方の測定値を業者から発注者側に報告するよう求めており、収束作業の数値提出は3カ月ごとだったという。このため、業者任せの測定値照合について東電は「法令上問題はない」という。隠し工作をしたとされる昨年12月の作業も「照合結果が報告されていたはず」とし、21日、ビ社の元請けに調査を指示した。
http://mainichi.jp/select/news/20120722k0000m040098000c.html
ビ社によると、指示した役員は「現場で線量計の音に驚き、被ばく低減措置をしようと思った。現場で1度使用し人数は9人」などと話しているという。
東電によると、労働安全衛生法に基づく規則は、いずれか一方の測定値を業者から発注者側に報告するよう求めており、収束作業の数値提出は3カ月ごとだったという。このため、業者任せの測定値照合について東電は「法令上問題はない」という。隠し工作をしたとされる昨年12月の作業も「照合結果が報告されていたはず」とし、21日、ビ社の元請けに調査を指示した。
http://mainichi.jp/select/news/20120722k0000m040098000c.html