HOME |福島の子供たちに心臓病増加の懸念、微量のセシウム137の危険性(FGW) 早期避難を 欧州放射線リスク委員会のバズビー博士が警告 |

福島の子供たちに心臓病増加の懸念、微量のセシウム137の危険性(FGW) 早期避難を 欧州放射線リスク委員会のバズビー博士が警告

2013-01-30 13:41:31

Dr.Chris_Busby
Dr.Chris_Busby
Dr.Chris_Busby


 欧州放射線リスク委員会のクリス・バズビー博士は、微量のセシウム137を浴びた福島の子どもたちに心臓病が増加する懸念を警告している。直ちに、子供の心電図をとって、心臓伝導系に異常がある場合は、福島から避難させるべきだと提案している。同博士の警告は、チェルノブイリ原発事故後、汚染地域のベラルーシで低濃度のセシウム汚染を受けた子供の心臓発作から、早死にが増えたことを踏まえた指摘。

同博士の発言の内容は、以下のユーチューブを参照。大まかな指摘は、セシウム137の被爆が50ベクレル/kgであっても、子供の場合、セシウムが心筋に入ると、心臓を形成する心細胞の1%が汚染されると、成長する新細胞の25%がダメージを受けてしまう。新細胞の新陳代謝は年間1%程度しかないので、結局、子供の心臓機能が低下するリスクがあるという。

放射能汚染による健康被害は、甲状腺ガン等の増加が知られているが、同教授によると、セシウムの場合、筋肉に蓄積するので、心筋に蓄積すると心臓病になりやすいという。またガンは高齢者になってから発症する可能性が高いが、心臓病は成長期の子供に影響する。

この事実は、チェルノブイリ事故後にべらるーすの子供たちの状況を調べてバタシェフスキー教授によって調べられ、実際にベラルーシではこのままいくと、将来、子供の早死にで人口が絶えてしまうリスクもあるという。

バズビー教授は、早急に福島の子供たちの心電図をとって検査をするよう呼びかけている。 

 

http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=oqiPZ39ljjw#t=86s