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ノルウェーのスタトイル、豪シェール層開発事業引き継ぎへ 米国以外で初の本格的シェールガス開発へ(Reuters)

2013-06-12 16:08:29

上流から下流までグローバル展開するノルウェーのスタトイル
上流から下流までグローバル展開するノルウェーのスタトイル
上流から下流までグローバル展開するノルウェーのスタトイル


［オスロ　１１日　ロイター］ – ノルウェーの石油・ガス大手スタトイル(STL.OL: 株価, 企業情報, レポート)は、豪シェール層開発事業の将来の探査コストを全額負担し、事業者として探査・開発を引き継ぐ代わりに、カナダのペトロフロンティア(PFC.V: 株価, 企業情報, レポート)が保有するシェール鉱区の権益を最大８０％取得することに合意した。

スタトイルが探査・開発を引き継ぐ鉱区は、豪ノーザンテリトリーの１３００万エーカー強を含む、ほぼ未開発の地域。スタトイルは９月１日から米国以外で初めてシェール層開発事業者となる。

ペトロフロンティアによると、スタトイルは合意に基づき、２０１６年までの探査コストとして１億６０００万ドル支払う場合、ペトロフロンティアの権益の保有比率を８０％まで引き上げることができる。

両社はすでに、同地域で主にシェールオイルの探査のため複数の井戸を掘削。さらなる地震探査を完了し、最大６本の井戸を掘削するため、２０１４年にかけて５０００万ドルを投じる計画という。

両社によると、２０１６年以後は、それぞれ持ち分に応じて探査コストを負担する。

スタトイルは米テキサス州イーグルフォード盆地、モンタナ州とノースダコタ州に広がるバッケン地域、ニューヨーク州を中心とするマーセラス地域でシェールオイルとガスを生産している。

http://jp.reuters.com/article/jpnewEnv/idJPTYE95B04R20130612