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日本支援金で浮桟橋撤去へ=青森から漂着、処理費5880万円-米西部(時事)
2013-03-04 11:02:31
【ロサンゼルス時事】米海洋大気局(NOAA)は1日、東日本大震災の大津波によって青森県三沢市から流され、2012年12月に約8000キロ離れた米西部ワシントン州の海岸に漂着した浮桟橋の解体・撤去作業に着手すると発表した。少なくとも62万8000ドル(約5880万円)に上る処理費用の8割弱、47万8000ドル(約4470万円)を日本政府の支援で賄う。
NOAAによると、総額500万ドル(約4億6800万円)に上る日本政府支援金が漂着がれきの処理に使われるのは初めて。コンクリート製の浮桟橋は長さ約20メートル、重さ185トン。付着した貝や海藻などによる沿岸部固有の生態系への影響が懸念されたことなどを受けて、3月末までに解体、ヘリコプターで順次残骸を運び出す計画。