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福島いわき市沖から セシウム380ベクレルのクロダイ捕獲 基準の3・8倍(FGW)

2014-02-21 14:22:43

クロダイ
クロダイ
クロダイ


福島県が公表した最新の緊急時モニタリング検査結果によると、いわき市沖で採取されたクロダイから、食品基準の1kg当たり100ベクレルを3.8倍上回る380ベクレルを検出した。東京電力が先日公表した福島原発から20km圏内の魚介類調査では最高値が168ベクレルだったが、それを倍以上上回った。

380ベクレルを検出したクロダイは、2月13日に採取された。今回の調査で基準値を上回ったのは一件だけだったが、富岡町沖のシロメバルから84ベクレル、新地町沖のイシガレイ74ベクレル、いわき市のコモンカスベ63ベクレルなど、“準汚染魚”が続出した。

 

東電が19日に公表した20km圏内での魚介類調査では、第二原発沖で捕獲されたコモンカスベから168ベクレル、木戸川沖のババガレイから156ベクレル、小高区沖のシロメバル154ベクレルなどと、100ベクレル台が中心だっ。検査手法、時期、、対象魚種によって、放射能汚染の程度はかなりのばらつきがあるといえる。

http://wwwcms.pref.fukushima.jp/download/1/mon260207-0217f.pdf