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東電福島原発 汚染水漏れ 東電、当初の故障説を撤回、弁開いていた可能性を認める(FGW) FGWの指摘通り 問題は人為的ミスか故意か、だ。

2014-02-21 21:38:00

fukushimatankH6openキャプチャ
東京電力は21日、福島第1原発の地上タンクから約100トンもの高濃度汚染水が漏れた問題で、当初は閉まっていたと説明していたタンクにつながる配管の弁について、「実際は開いていた期間があった可能性が高い」ことを認めた。問題は人的ミスか、故意かという点に絞られてきた。

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下図にあるように、漏えいしたタンクにつながる配管には三つの弁がある。この三の弁が開くことでタンクへ汚染水が移送される。

 

今回は、タンクが満水状態だったのに、水を送り込む配管の弁が最大で14時間開いた状態になっていた可能性が高いことがわかった。そうなっていた理由は、弁を誤って開けた可能性があるという。

 

東電は人的ミスが原因だとみて、作業員らから聞き取り調査をしているという。

東電は当初、20日の会見では、漏えいが見つかった後の現場確認では三つのうち一つが閉まった状態だったため、弁の故障の可能性があると説明していた。

また汚染水が漏れてタンクの水位が低下したことで、水位計が警報を発したにもかかわらず、9時間半も対応が遅れた点については、「今後、警報発生時の対応や、水位トレンドの異常発見時の対応の見直しを実施中」と述べるにとどまった。

 

 

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http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2014/images/handouts_140221_06-j.pdf