HOME |東電 放射能汚染水の海洋投棄へ着々と整備 トリチウムの排水基準1500ベクレルに修正(福島民友) |

東電 放射能汚染水の海洋投棄へ着々と整備 トリチウムの排水基準1500ベクレルに修正(福島民友)

2014-02-26 14:59:40

放射能汚染水の海洋流出はすでに常態化している
放射能汚染水の海洋流出はすでに常態化している
放射能汚染水の海洋流出はすでに常態化している


東京電力福島第1原発の汚染水対策として、原子炉建屋に流入する前の地下水をくみ上げて海に放出する地下水バイパス計画で、東電は25日、いわき市で開かれた県下漁協組合長会で、放出する水に含まれる放射性トリチウムの濃度を1リットル当たり1500ベクレルにするなど新たな排水基準を示した。

地下水バイパスは、漁業者から計画の安全性や新たな風評を不安視する意見が多く、実現のめどが立っていない。新基準は、トリチウムで排水の法令基準(1リットル当たり6万ベクレル)の40分の1。東電は「厳しい基準を設けた」と強調、3月に各漁協に説明し、計画への理解を求める考え。
くみ上げた地下水は一度タンクにためて放射性物質濃度を測定し、基準を下回った場合のみ海に放出する。放出量は原子炉建屋に流入する1日約400トンのうち、最大約100トン。放出前の測定で基準を超えた場合は放出を停止、浄化などの対策で基準値未満になった上で再開する。

 

http://www.minyu-net.com/news/news/0226/news7.html