HOME |富士山麓 秋の味覚のキノコ多数から 基準超過のセシウム検出。最高は7倍強の770ベクレル(FGW) |

富士山麓 秋の味覚のキノコ多数から 基準超過のセシウム検出。最高は7倍強の770ベクレル(FGW)

2014-10-09 13:34:01

ショウゲンジタケ
ショウゲンジタケ
ショウゲンジタケ


山梨県の8日の発表によると、富士山麓で採取されたキノコから、食品基準を7倍以上上回る放射性セシウムが検出された。

 

検出されたのは、富士河口湖町で採取されたショウゲンジで、最高値が食品円西方で定めた基準値)1kg当たり100ベクレル)を大きく上回る770ベクレルが検出されたのをはじめ、鳴沢村のショウゲンジの別々の検体からも570ベクレル、350ベクレルが、さらに富士吉田市のキハツタケから240ベクレルが、それぞれ見つかった。

 

ショウゲンジは、直径5~12センチほどのかさを持つ淡黄褐色キノコ。昔から食用として知られ、秋のキノコ狩りの人気ものとなっている。汁物、煮物、炒め物、鍋物、マリネなどに応用できるという。

 

今回、基準超過のキノコが多数見つかった富士河口湖町や富士吉田市、鳴沢村などではすでに採取、出荷制限措置がとられている。

100ベクレルには達しなかったが、鳴沢村のチャナメツムタケから88ベクレル、富士河口湖町のアミタケから87ベクレル、都留市のタマゴタケから79ベクレルなどと、多くの種類のキノコが、依然、放射能に汚染されたままであることが確認された。

http://www.pref.yamanashi.jp/ringyo/26kinokokekkaitiran.html