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NTTスマイル FIT認定の未稼動太陽光発電事業の稼動化投資 Ⅱ期目は約5億円

2014-07-31 17:47:46

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solarroofIMG_0131 NTTスマイルエナジーは、固定価格買取制度(FIT)の認定を受けながら未稼動になっている太陽光発電事業を稼動させるための「ご縁ソーラープロジェクト」の二期募集を開始した。投資規模5億円を予定している。

 

FITの認証を受けながら、資金面等で稼動していない案件は、今年1月の集計で4699件に上っている。経済産業省はこのうち、発電用の土地・設備を確保していない案件など672件について認定取り消しの方針を打ち出している。

 

未稼働事業の中には、事業計画が十分でないが、FITによる電力販売権利だけを取得しようという悪質事業者もいるが、資金繰りがつかなくなったケースや、事業主体のみ決定、農地転用に伴う土地利用制限などが原因で、不本意ながら稼動できない事業者もいる。そこでNTTスマイルエナジーは、そうした事業者に対して案件脳調整や資金供給などによって、稼動させる活動を進めている。

 

すでに4月に第一期の募集を実施し、137件の応募中、茨城、愛知県等での約20件について設備投資の実施を決めている。今回新たに募集するのは、FIT認定価格で1kWh当たり32円~36円以上の認定を受けながら未稼働となっている太陽光設備を対象とする。対象地域は全国で、投資額は当面5億円の予定。

 

http://www.nttse.com/info/20140729.html