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中国でまた法輪功を弾圧。 河北省で村人が拘束、拷問を受けた可能性(Amnesty)  中国には民主主義がないことを忘れてはならない

2012-11-02 11:43:06

法輪功への人権弾圧を訴える
法輪功への人権弾圧を訴える


中国河北省正定郡の6人の村人が一人の法輪功修練者の釈放を求める請願署名活動をしたとして拘束された。3人は「労働教養(RTL。労働による再教育)」の判決を受け、他の3人は刑事犯として起訴された。彼らは拷問や虐待を受ける恐れがある。

請願署名活動は6月に始まり、1000名以上の署名を集めたが、高素貞と彼女の夫張天琪は8月7日に拘束された。さらに8月13日に賈志江が拘束された。彼らはすべて刑事犯として起訴され、正定県拘禁センターで拘禁されている。高素貞は逮捕された夜、救急処置のために第.260病院に急に搬送されたが、これは拷問を受けたことが原因と思われる。その後、彼女は正定郡の特別調査部門に移送された。そこで取調べを受けるなか、さらに拷問を受けたようだ。現在、彼女は石家荘第2拘禁センターに拘禁されている。

50歳代の3人の女性-白淑琴, 王月霞, 楊栄霞 –が8月7日に拘束され, 8月29日に石家荘女性労働教養(RTL。労働による再教育)施設に移送された。彼女たちは拷問を受ける恐れが極めて高い。また、拘束された彼女たちの家族は、自分たちが望む弁護士を雇うことを妨げられているとのことである。

中国副主席、習近平と米国アイオワ州知事、テリー・ブランスタッドが河北省を訪問することになり、その前に「警察によるクリーンアップ作戦」が実施されたために、法輪功修練者、李蘭奎が6月7日に拘束され、労働教養(RTL)施設に移送された。その後に李蘭奎の釈放を求める請願署名活動が始まった。李蘭奎を支援する村人たちの運動の高まりを前に、広範囲に亘る村々において警察は7月と8月に取り締まりを開始した。治安部隊は少なくとも16人を拘束した。そのうち数人が釈放されたが、彼らは拘束中に拷問されたと報告している。1人の女性によると、彼女は10日間毎日、鉄の椅子に縛られ、電気ショック棒を当てられた。そして警察は、誰が請願署名活動を始め、この情報を海外に送ったかを彼女に自白させようとした。また釈放された別の人々は、殴られ、虐待されたと報告している。拘束された16名中、6名がなおも拘束されている。

http://www.amnesty.or.jp/get-involved/ua/ua/2012ua282.html