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東電「津波、予見できず」 株主代表訴訟で反論(共同) 国会、政府の事故調査委員会報告書の証拠提出を

2012-11-16 13:48:11

fukushimagenpatsujiko
東京電力福島第1原発事故をめぐり、歴代経営陣に計約5兆5千億円を会社に賠償するよう求めた株主代表訴訟の第3回口頭弁論が16日、東京地裁(垣内正裁判長)であり、訴訟に補助参加している東電が「今回の津波は予見できなかった」と主張した。

 経営陣側は訴訟で争う姿勢を示しているが、具体的な反論は初めて。この日までに提出した準備書面で東電は、当時の経営陣の具体的な認識を述べるものではないとした上で、「今回の地震や津波が発生する前の科学的知見などに照らせば、津波は予見できなかった」とした。

 歴代経営陣の具体的な認識に関しては、今後反論が出される予定。

 

http://www.47news.jp/CN/201211/CN2012111601001446.html