HOME11.CSR |福島大が「復興塾」5月開講 福島県再生リーダーを育成 (福島民友) |

福島大が「復興塾」5月開講 福島県再生リーダーを育成 (福島民友)

2013-03-07 12:21:33

入戸野学長(左)に目録を手渡すキリンビールの椎屋福島支社長
入戸野学長(左)に目録を手渡すキリンビールの椎屋福島支社長
入戸野学長(左)に目録を手渡すキリンビールの椎屋福島支社長


福島大は福島県ゆかりの企業経営者らと共同で、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興を担うリーダーを育成する「ふくしま復興塾」を5月から開講する。6日、福島市の同大で記者会見し、明らかにした。
復興塾は、同大うつくしまふくしま未来支援センターと企業経営者ら発起人でつくる実行委員会が2年間にわたって開設。福島県復興への思いを持つ20~30代の男女が対象で定員は20人。原発事故による警戒区域やチェルノブイリでの実習、復興現場で活躍する第一人者による講義などを企画している。1期生は5月から12月14日までの計20回講座を開催する。開講に当たり、被災3県で復興支援事業を展開するキリンビールから2000万円の助成を受けた。
講師は福島大行政政策学類の丹波史紀准教授をはじめ、浪江町復興推進課の玉川啓主幹、国際NGO世界連邦運動協会の木戸寛孝常務理事、求人メディア業を手掛ける福島県出身の加藤博敏さんらが講師を務める。
丹波准教授は「産学官と連携しながら展開したい。受講生がさまざまな場面で活躍することを期待している」と話した。

 

http://www.minyu-net.com/news/news/0307/news10.html