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鳥インフル:上海の病院でヒト−ヒト感染の可能性(毎日)

2013-04-17 15:46:24

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birdflu81_img03【上海・隅俊之】中国上海市が16日夜に発表した鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)の新たな感染者6人のうち4人が、3月に感染者が死亡した同じ病院で治療を受けていたことが分かった。うち2人は死亡した。この病院でヒトからヒトへの感染が起きていた可能性も出ている。

 上海市の衛生当局によると、4人は、3月上旬に相次いで死亡した87歳男性と27歳男性の2人が入院していた上海市第5人民病院で治療を受けていた。2人は死亡し、残る2人は回復して退院している。4人に接触した34人に症状が出ている人はいないという。

 4人が当初、どういった病名で治療受けたか、また発症時期や死亡時期などは明らかになっていない。外部で別々に感染して同じ病院に入院した可能性もある。

 上海市内では、H7N9型に感染して死亡した52歳女性の夫も感染していることが判明。ヒトからヒトに感染した可能性が出ている。夫妻の自宅近くでは鳥が飼われていたこともあり、上海市などは「妻から感染したと判断するには不十分」としている。

 

http://mainichi.jp/select/news/20130417k0000e030176000c.html