環境NGOグリーンピース。スーパーマーケット・小売りの「有機農産物の調達・販売方針と農薬対策」をアンケート調査。1位は生協、次いでイオン。最下位は成城石井とバロー(RIEF)
2016-06-03 00:26:26
グリーンピースの「食と農業」担当の関根彩子氏は「いま消費者の約70%がスーパーの有機野菜の品揃えが不十分だと感じている。一方、農家の半数が有機農業に転換したいと考えており、農産物流通で消費者と向き合うスーパーが有機農業発展の鍵を握っている」と指摘している。
<グリーンピースが始めた「Goオーガニック署名」>
内容:新鮮で安全・安心な国産の有機農産物をいつでも食卓で味わえるように、そして生態系に配慮した農薬に頼らない生態系農業が日本で広まるように、スーパー6社と生協に下記2つの変化を求めます。
1.2020年までに、半分以上の農産物に有機商品を導入するという目標を表明する
2.ミツバチや子どもの安全のために、まずはネオニコチノイド系農薬を使用していないほうれん草(2016年末まで)・お米に切り替える(2018年末まで)
ウェブページURL:http://ow.ly/jGkh300ICb8
グリーンピースブリーフィングペーパー「Goオーガニックランキングーー消費者が求める食の安全と生態系農業への小売店の責任」2016年5月
グリーンピースレポート「有機農産物と農薬に関する消費者意識調査」2016年3月
http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/press/2016/pr20160531/