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民主党は 日立出身の原発維持派 大畠章宏議員が代表質問 原発ゼロ政策一切触れず(各紙) 政治は終わったな

2013-03-05 08:02:26

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各紙の報道によると、四日の衆院代表質問では、民主党の大畠章宏代表代行が原発問題を取り上げた。だが質問の中心は、東京電力福島第一原発で働く作業員の支援策や地域の除染対策で、民主党党が大方針として掲げる「二〇三〇年代の原発稼働ゼロ」に関連するエネルギー政策には一切触れなかった。大畠議員は原発メーカー、日立製作所のしかも原発プラント設計部出身で、同議員を代表質問させた時点で、民主党の「原発ゼロ」政策は、すっかり腰が引けたものになったといえる。ohhataPK2013030502100042_size0

民主党の海江田万里代表が代表質問に立った一月の衆院の議論では、海江田代表は、安倍晋三首相のゼロ方針見直しの姿勢を厳しく批判した。しかし、アベノミクスが市場で大人気となり、産業界の支援が政権にシフトするなかで、民主党の政策の揺らぎが明確になったともいえる。。


 質問の中で大畠氏は、東日本大震災からの復興については「困難な状況だ」と全力を挙げる必要性を力説した。そのなかで原発問題については「関係者が汗を流している」と事故対策に触れたのにとどまった。大畠氏の質問に対して、安倍首相は「就任直後、最初の訪問地に福島を選んだ。縦割り行政を排し、現場主義を徹底するよう体制を抜本的に改組した。福島の復興、再生を加速する覚悟だ」などと語った。

大畠氏は日立製作所の原発プラント設計部門出身で、党内有数の原発維持派とされる。